『ダイバーシティ&インクルージョン』によるメリット
『ダイバーシティ&インクルージョン』によるメリット
近年、日本ではダイバーシティ&インクルージョンに取り組む企業が増えてきています。
今回は、ダイバーシティ&インクルージョンへの取り組みにより、期待される企業へのメリットについて具体例別にご紹介いたします。
【ダイバーシティ&インクルージョンの具体例別メリット】
■外国籍雇用
日本人とは異なる文化や環境で育ってきた外国籍の方は、日本人にはない価値観を持っているため、異なる視点や発想を多く持っています。外国籍スタッフと日本人スタッフの知識や発想を融合することで、イノベーションの創出を期待できます。
また、グローバル化が進む現代で、海外事業を展開する際に外国籍スタッフのノウハウは必要不可欠と言えるでしょう。
■障がい者雇用
障がい者を雇用する場合、その人の特性に合わせた業務を切り出す必要があります。
この「業務切り出し」を行うことによって、日々の業務を見直し、仕事の最適化・効率化を図るきっかけにもなります。
また、専門的な知識やスキルを持っているにもかかわらず、障がいを持っていることで就職のハードルが高くなることも多いため、一般的な採用より優秀な人材の確保がしやすい傾向にあります。
■シニア雇用
今までに働いていた経験やスキルに基づくノウハウを持っているシニアの方は、社内での活躍が期待できるうえ、働く意欲が高い傾向にあるため、従業員のモチベーション向上や社内活性化など、若手社員のお手本にもなります。
■LGBTの受容
世界的に見ても、企業の働く環境においてLGBTに対する偏見や差別がゼロではないため、優秀な人材がそれらを理由に離職してしまうケースもあります。
LGBTの受容のため施策を行っている企業は、優秀な人材の確保、離職防止、企業としての評価の向上などが期待できます。 また、LGBTに限らず、他の従業員にとっても働きやすい環境を得るため、企業と従業員双方にとってメリットがあると言えるでしょう。
ダイバーシティ&インクルージョンは、ダイバーシティ=「多様な人材が存在する状態」とインクルージョン=「従業員一人ひとりが多様性を受け入れ、個々の能力を活用した組織づくり」が両立してこそ、企業にも従業員にもメリットをもたらします。
世界を視野に事業を展開している弊社ZEAL TEAMも、多様性が尊重される職場環境の形成へむけて、これからも活動してまいります。