世界の中古トラック市場【ヨーロッパ編】
世界の中古トラック市場【ヨーロッパ編】
世界を視野にミッションを掲げるZEAL TEAMは、現在、海外拠点の設立へ向けて計画を進めています。
国内のみにとどまらず、世界のマーケットを駆使するため、私たちは海外の国や地域の理解を深めることに努めています。
『世界の中古トラック市場』をテーマに、今回はヨーロッパ編をお送りいたします。
ヨーロッパのなかでも、世界最大の自動車市場を形成するドイツの中古車市場についてご紹介いたします。
【自動車大国ドイツ】
自動車大国として、世界的な自動車メーカーを生み出してきたドイツは、戦前から科学技術に優れており、ガソリン自動車やディーゼルエンジンを発明してきました。
ドイツの中古車市場サイトに掲載されている台数は約100~200万台で、日本の倍以上の台数が掲載されており、ヨーロッパのあらゆる国の中古車情報が一括で検索できます。
新型コロナウイルスの影響により、ヨーロッパ全域で中古車の登録とネット検索が急増し、車種によって中古車相場が大幅に変動しました。
【ドイツの大手トラックメーカー 】
ダイムラー・トラックはドイツに本社を置く、世界最大の商用車製造会社の1つです。全世界に35以上の主要拠点を擁し、日本のメーカーである三菱ふそうやメルセデス・ベンツ・トラックなど6つのトラックメーカーを束ねています。
【日本からの中古車輸出】
2020年の日本からの中古車輸出台数は423台(そのうちトラックは24台)、2021年は328台(そのうちトラックは19台)と減少傾向にあります。
日本の車は『故障が少なく、コストパフォーマンスに優れている』というイメージがある一方で、自動車大国と呼ばれるドイツでは、国内メーカーの人気の高さ、ドイツの交通事情の影響もあり国産車の需要が大きいようです。
都市間の一般道の制限速度は100km/h・市街地では50km/h・中心地では30km/hという制限速度になっているため、日本よりも多くの速度調整が必要とされます。
今回はドイツの中古車市場についてご紹介いたしました。
今回のドイツのように、それぞれの国の環境や交通事情に車両を対応させていくということは、日本の商用車を海外にリユースしている私たちにとっても難しい課題です。
私たちは、これからも各国や地域についての知識を広げ、世界にリユースの価値を発信・提供する企業として活動していきます。
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