世界の人気農機・建機メーカー≪ディア・アンド・カンパニー≫

世界を視野にミッションを掲げるZEAL TEAMは、現在、海外拠点の設立へ向けて計画を進めています。

国内のみにとどまらず、世界のマーケットにも視野を広げ、商用車リユースの価値を世界に発信・提供するため日々活動しています。

今回は世界の人気農機・建機メーカーからランキング上位の『ディア・アンド・カンパニー』をご紹介いたします。

【ディア・アンド・カンパニー】

ディア・アンド・カンパニーは、１８３７年に創設され、アメリカ合衆国イリノイ州モリーン市に本社を置く、世界最大級のアメリカの農業機械メーカーです。

１８３７年に鉄製の犂（すき）を作り販売し始めたことが起源であり、創業者の名を冠したブランド名であるジョン・ディアとも呼ばれています。

日本国内ではヤンマーのグループ会社であるヤンマーアグリジャパンがディア・アンド・カンパニーのトラクターを輸入販売しています。

日本とは異なるアメリカの広大な農地に合わせて作られているため、馬力があるところが魅力とされており、農機のサイズも日本のメーカーよりも大きいのが特徴です。

メイン事業である農業用機械は、大豆やトウモロコシなど穀物価格の高騰により、農家の所得が増加したことで、新しい農機への需要が高まり、2021年の売上高は前年同期と比べてアップするなど業績も好調です。

２０２１年世界の市場シェアランキングでは、農業機械メーカーでは１位を誇り、建機メーカーでは５位と、建機の売上も高まっています。

また、トラクターをはじめとする農機の自動化は数十年前から取り組んでおり、2017年には農業ロボット開発を手掛けるBlue River Technology（ブルー・リバー・テクノロジー）を買収するなど、自社の農機の技術的進化を強化してきました。

今年１月には、自動運転トラクターを年内実用化することを発表しました。

これが実用化されれば、農家は、スマートフォンのアプリを操作するだけで、トラクターに作業させることができ、作業中に畑の状態や、水分量などのデータを収集できるようになるため、注目が集まっています。

今回は世界の人気農機・建機メーカーから『ディア・アンド・カンパニー』をご紹介いたしました。

私たちは、これからも各国や地域へ視野を広げ、世界への拠点拡大へ向けて活動していきます。