タンザニアの自動車市場
タンザニアの自動車市場
「リユースの力で世界の発展を支援し、世界と共に成長する」をミッションに掲げるZEAL.TEAMは海外拠点の拡大へむけて計画を進めています。
前回ご紹介したアフリカの中古車市場に続き、今回はアフリカの中で日本からの中古車輸出台数が第1位(2022年)、世界全体では第4位の『タンザニア』の自動車市場についてお送りいたします。
タンザニアの中古車市場
2022年に日本からタンザニアに輸出された中古車台数は71,667台(前年比114.8%)と中古車輸出台数ランキングで世界第4位、アフリカの中では第1位でした。
そのうち、中古トラックに関しては、8,771台(前年比106.7%)で中古トラックだけでも前年より増加しています。
年々拡大しているアフリカの中古車市場において、タンザニアは輸出された中古車を他のアフリカ諸国に送るためのハブとして機能しています。
タンザニアの自動車部品市場
タンザニアの中心地ダルエスサラームは隣接国に陸送で中古車を送るため中古車輸出業者にとって重要拠点です。そんなダルエスサラーム周辺は自動車部品市場も栄えています。
自動車部品市場は新車向けと中古車向けの市場があります。一大マーケットがあるカリアコーには新品の自動車部品市場の店舗が並び、イラーラという地域には中古部品が立ち並びます。
新品部品と比べて、偽物が少ない安心感から中古部品を好むタンザニア人も多く、日本からの輸入やドバイの中古部品オークション経由での輸入が主な流通ルートとなっています。
中古部品は中古車販売の売れ行きにも影響を与えており、中古エンジンを手に入れやすい車両が人気とされています。
今回はアフリカ最大の中古車市場をもつタンザニアについてご紹介いたしました。
今後もZEAL TEAMは世界にリユースの価値を届けるため、海外輸出事業の拡大、海外拠点進出を目指していきます。