就職活動の振り返りと仕事への意気込み (インド×日本)
就職活動の振り返りと仕事への意気込み (インド×日本)
世界をフィールドにリユースビジネスを展開するZEAL.TEAMには、今年の春、多数の外国籍新卒社員に入社していただきました。
今回も前回に引き続き、「就職活動の振り返りと仕事への意気込み」についてインド人スタッフのアガルワル氏と日本人スタッフの早間氏へインタビューを行いました。
-INTERVIEW-
-まずはお二人の自己紹介をお願いいたします!-
アガルワル氏:デジタルコミュニケーション部のアガルワル・ムリッテゥンと申します。出身地はインドです。趣味はモノマネです。
早間氏:早間菜央と申します。人事部の採用担当をしております。出身地は東京です。
趣味はホテルステイとダイビングです。
-お二人はどういった経緯でZEAL.TEAMにエントリーされましたか?-
アガルワル氏:大学のコミュニティでリファラルキャンペーンのポスターを見て応募しました。
早間氏:同じく知り合いからのリファラル紹介でエントリーしました。
-ZEAL.TEAMに決めた理由は何ですか?-
アガルワル氏:最終的な決断理由はZEAL.TEAMの「環境」です。日本企業でありながらもグローバルな雰囲気がありとても面白いと思いました。ITにもともと興味があったので、IT職を志望していましたが、他の職種も将来やってみたいと思っていたので、ジョブローテーションがある環境にも惹かれました。
早間氏:IT職以外だと何に興味を持っていますか?
アガルワル氏:営業ですね。私は人と話すのが好きなので、是非チャレンジしてみたいです。
早間氏:いいですね!私は事業内容に共感したことと成長環境です。日本の中古商用車を海外へ販売することで、循環型社会の中で生きていける企業だと感じました。未来ある業界というところに惹かれました。成長環境に関しては、若いうちから活躍でき、年功序列に縛られていない点で、ZEAL.TEAMであれば自分自身がたくさん成長でき、何事にも当事者意識を持って働けると感じました。私たちのビジネスは、商材がないからこそ、お客様と深く関わり多くの人との繋がりを大切にすることで、自分自身の経験値を若いうちから豊かにできるなと思いました。
アガルワル氏:日本の車は世界で大変人気があるので、世界規模で働ける力が身に付けられる環境にあるのも魅力的ですよね。
早間氏:その通りです。アガルワル氏はその中でもなぜ日本に来ようと思ったのですか?
アガルワル氏:高校の校長先生が日本人で日本に興味を持ったのがきっかけです。高校生の時に日本へ交換留学に行く機会があり、そのときに日本に憧れこの国で働きたいと思いました。
-インドでの就職活動はどのような感じですか?-
アガルワル氏:リファラル採用が一般的です。自分でエントリーする場合は選考を切り抜けることが非常に難しいです。インドでは何よりもまず、能力を見ています。例えば、プログラミングスキルや今まで受講したビジネス講習の修了証なども多くの企業で求められます。
早間氏:確かに外国籍の方は、受講してきたビジネス講習の修了証などを履歴書に添付している方が多く見受けられます。ジョブ型に力をいれているのが海外の就職活動というイメージがあります。一概には言えませんが、日本の学生は「内定」というゴールの為に就職活動をしている方が多く見受けられる反面、海外の学生は「実現したい未来」に対して就職活動を行うというところで違いを感じます。
アガルワル氏:そうですね。もしやりたいことがわからない場合は、とりあえず全部やってみればよいと思います。様々なことをやってみることで自分の興味を知り、そこでどんなキャリアを歩みたいかを知っていけばよいと思います。
-アガルワルさんに質問ですが、日本に来て受けたカルチャーショックや日本で生活していて苦労した経験はありますか?-
アガルワル氏:カルチャーショックはあまりなかったですね。実は日本とインドの生活文化は似ています。食事の前に手を合わせることや家に入る前に帽子を脱ぐことなど、似ています。苦労したことがあるとすれば、やはり言語ですね。日本に来た当初はご近所さんが年配の方で、英語が全く通じず、やり取りが大変でした。次第に英単語を覚えてコミュニケーションをとろうとしてくださったことは今でも有難い記憶として残っています。日本に来る外国人は少しでも日本語を話せることが必要だと思います。
-これからZEAL.TEAMでどんなことを頑張っていきたいですか?-
早間氏:スピード感のある職場をより一層盛り上げるために、まずは目の前の目標を達成していきたいです。営業部が売上目標を達成するために人事部としてできることを考え、新人としての良いスタートを切れるようにどんどん行動していきたく思います。デジタルコミュニケーション部とも連携して業務効率化も図っていきたいです。
アガルワル氏:同じく業務を効率化できるようにデジタルを活用してバックアップしていきたいです。まずはシステムに早く慣れていくことが目の前の目標です。社内課題をどう解決していくかデジタルな面でサポートできるようにどんどん行動していきたいです。デジタルコミュニケーション部は会社の基盤を担っているので責任感を持って業務に取り組もうと思います。
-これから就職活動をする学生へのアドバイス-
早間氏:内定をもらうだけの就職活動にならないようにすることです。また、人事部の方だけを見て判断するのではなく、入社後に実際に一緒に働く社員の方がどんな人たちなのかも聞いてみるとよいです。加えて、可能性を狭めないことも大事です。自分が苦手だったことも努力次第で改善できると思います。苦労を乗り越えた先に楽しさがあることを自覚し、自分の可能性を諦めないこと、伸びしろを知ることも大切だと思います。自分が目指していきたい人物像に一番近い企業を見つけられるように皆さんの就職活動を陰ながら応援しています!
アガルワル氏:私からのアドバイスとしては、自分の未来にどの企業が一番近いかというところですね。私も早間さんのおっしゃる通りだと思います。就職活動をするときに様々な企業にエントリーする必要はないと思います。自分がどんな企業に入りたいのか企業を選ぶ軸をしっかりと定めることが最優先だと思います。そして、内定をもらえなくても諦めないことと自信を落とさないことが大事です。
今回は新卒入社のインド人のアガルワルさんと日本人の早間さんにインタビューを行い、日本とインドの就職活動の違いや仕事観についてご紹介させていただきました。
ZEAL.TEAMでは、ダイバーシティ推進のもと、従業員がお互いの価値観を尊重し合える環境づくりに力を入れています。今後も日本を代表するリユースビジネスのグローバル企業を目指してまいります。