ボニファシオ記念日

Magandang araw ♪（マガンダン アラウ）

皆さんこんにちは！高次です。

本日11月27日は、ボニファシオ記念日(Bonifacio Day)というフィリピンの祝日です。

以前ご紹介したニノイアキノ記念日同様にボニファシオ記念日も故人を称える日になっています。

日本の故人を称える祝日は天皇陛下の誕生日のみで、日本に比べるとフィリピンは故人を称える祝日が多いです。

ボニファシオのフルネームは、アンドレス・ボニファシオ（Andres Bonifacio）といい、スペインの植民地支配から独立を目指したフィリピン独立革命のリーダーの一人です。

1863年11月30日に誕生し、彼の誕生日である11月30日が例年祝日になっていますが、今年は11月27日が祝日です。

彼が誕生した1863年頃、日本は10年前の1853年にペリーが来航し、幕末を迎えていました。

ボニファシオが1896年８月末にフィリピン独立闘争（フィリピン独立革命）を開始、この反乱は、フィリピン革命の始まりとされており、この日を記念したのが「ナショナルヒーローズデー」であり、毎年８月末が祝日とされています。

その後、ボニファシオは志半ばで亡くなってしまいますが、彼のフィリピン独立に向けた活動が、現在のフィリピンを形作っているのだと思います。

記念日だけでなく、通貨の肖像にもなっているので、興味のある方はフィリピンに行った際に見つけてみてください。