フィリピン「独立記念日」

「独立記念日」

皆さんマガンダンアーラウポ！ヒガシです！

昨日の6月12日はフィリピンの独立記念日で、祝日でした。

そこで今回は、フィリピンの独立記念日についてご紹介いたします。

1898年6月12日に、アギナルド（フィリピンの革命家）がカヴィテ州で独立宣言を行いフィリピン共和国の初代大統領になりました。
またフィリピンの国旗は現在もこのアギナルドによって考案されたものが使用されています。

アギナルドらが独立を宣言した6か月後、米西戦争を終結させたスペインは、パリ条約においてフィリピンを2000万ドルで米国に売り渡し、フィリピンは米国に占領されることとなりました。
1899年、フィリピンは米国に宣戦布告しましたが、1901年にアギナルド大統領が捕虜となり、1915年には米国がフィリピン全土を平定しました。

第二次世界大戦中1942年から45年の間の日本軍による占領を経て、1946年7月4日合衆国独立記念日にハリー・S・トルーマン大統領は正式にフィリピンの独立を承認する布告第2695号を発しました。

第二次世界大戦後しばらくは独立記念日は7月4日でしたが1964年から6月12日に独立記念日が戻され今に至ります。

スペインやアメリカの植民地時代が長かった影響で、アジア圏にも関わらず西洋文化的要素を多くもっているフィリピンはとても魅力あふれる国ですので、皆さんも機会がございましたらぜひ行ってみてください！