Youが学ぶ「Japanese soul」inベトナム
Youが学ぶ「Japanese soul」inベトナム
「大和魂」なんて言葉がありますが、当たり前に日本人をずっとやっていると、
「日本人らしさ」や「普段何気なく取っている行動」なども特に意識せず当たり前化
していきますよね。
そんな時、弊社の外国人スタッフと話をしていて、
「日本には学ぶべきところがたくさんある」そして、「逆にもっと学んだほうがいいところもある」
という内容がありました。
そこで今回は!Youが学ぶ「Japanese soul」ということで、日本人から学んだことをテーマに
ちょっとしたコラムを書いてもらいました。
Youが学ぶ「Japanese soul」-inベトナム-
皆さん、こんにちは!
また、ベトナムのズエンです。
前回、日本に来て驚いたこととして「日本のマナー」についてお話しさせていただきました。
今回は日本に来て学んだ「時間を守る」ことをテーマとしてお話したいと思います。
世界では、時間の感覚は文化によって大きく異なります。
同じアジア圏でも国によってその感覚はかなり違うようです。
日本は世界的に「時間厳守」の国として有名です。
しかしベトナムでは、時間はかなり柔軟に捉えられており、「融通がきく」とか「ゴムのよう」
などと表現されたりします。
例えば、日本では待ち合わせの時間が14時だとしたら、ビジネスに限らず、
プライベートでも14時前に集まると思いますが、ベトナムではビジネス関係でも遅れることが
あるし、プライベートだと待ち合わせ時間の2時間後に来ることも少なくないと思います。
相手に電話しても「途中だ、もうすぐ着くよ」と言って、実はまだベッドの中かもしれません(笑)
こういう場面もSNSにいっぱい載せられています。
日本人は時間の価値というものを非常にシビアに捉えます。またお互いに協力しあって一つの目標を
達成するために、共通のルールである時間を大切にします。これは日本人の肌感覚なのです。
日本人でも遅刻する人間はいます。でも、遅刻する日本人は周囲から信頼されなくなってしまいます。
これは、時間を守らないということは、他人の時間価値を奪いとっているという事に他ならないと
いう価値観があるからです。ベトナムでは時間の価値を日本人のように感じておらず、遅れてきた人に
まだ甘いと思います。
自分が日本に来る前には、待ち合わせ時間に遅れることも多かったですが少しずつ変わってきました。
時間の価値もそうですが、相手に思いやりを込めてベトナムの皆さんも変わって欲しいと思います。