Youが過ごす「日本の年末年始」inベトナム
Youが過ごす「日本の年末年始」inベトナム
日本人である私たちが、もしかすると一年のイベントの中で一番楽しみにしているであろう年末年始♪
2020年~2021年にかけてのお休みは、未だ猛威を振るう新型コロナウイルスの影響もあり、
今までとは違った過ごし方をされた方も多いかもしれません。
ですが、家族でのんびり過ごしたり、ごちそうを食べたり、楽しいこともまた、たくさんあります。
日本には、日本ならではのお正月がありますよね!
そんな時、ふとした疑問が?
外国人スタッフのみんなはどんな年末年始を過ごしたのだろうか?
また、母国とはどんな違いがあるのでしょう?
ということで
今回も聞いてみました♪
Youが過ごす「日本の年末年始」-inベトナム-
皆さん、本年もよろしくお願いいたします。また、ベトナムのズエンです(笑)
今回はベトナムとの年末年始についてお話ししたいと思います。
ベトナムには正月が2つあることはご存知ですか?新暦の正月と旧暦の旧正月です。
ベトナム人にとって、1年間で一番大切な祝日は旧正月です。
ベトナム語で旧正月は「Tết」(テト)と呼ばれています。
今回はベトナムのテトを迎えるための準備、大晦日にする事、期間中の過ごし方を紹介します。(ちなみに、新暦の正月は普通の祝日のように過ごしています)
-新年を向かための年末の文化-
1.オンタオ(Ông Táo)を見送る
ベトナムでは、オンタオ(Ông Táo)という神様がキッチンに居るとされています。
オンタオは人間の良い行い・悪い行いを1年分全てメモして、神様に報告する人物です。
オンタオを見送る式は、テト前の旧暦12月23日の夜に行われます。
2.日本と同じ大掃除
古いものを送り、新しいものを迎えるという観念で、テト前は家族みんなで家を大掃除します。
3.墓を掃除する
昔からの慣習で、テト前の旧暦12月23日~30日は、家族みんなで集まり先祖のお墓を掃除します。掃除した後はお香や果物、お茶を供えます。
4.食べ物の用意
テト料理はたくさんありますが、下記のものが伝統的なものです。
5.忘年会
日本では忘年会といったら会社で行うことが多いですが、ベトナムは家族で年の最後の日に行うことが多いです。もちろん、カウントダウンの時に、花火を一緒に見ます。
6.盆栽を飾る
盆栽といったらちょっと違いますけども、地域によって栽はピンクの桃の花(北部)や、黄色の
ホアマイの花(中部と南部)、金柑、黄色の菊の花などです。
-新年の文化-
元旦の日は日本と同じく、おばあちゃん、おじいちゃんの家に行きます。そこで大勢いの親戚が集まり一緒に食事をします。お寺に行って初詣をするところも日本と似ていますね。
また、日本と同じくお年玉の文化もあります。
しかし、元日はお父さん側のおばあちゃん、おじいちゃんの家に行きます。
二日はお母さん側のおばあちゃん、おじいちゃんの家に行きます。
三日は学校の先生の家や友達の家に行くことが多いです。
それに日本では、お年玉は子供が大人から貰う物ですが、ベトナムでは、大人が子供にあげるだけでなく、働く息子、娘が両親や祖父母に渡したりもします。
以上、ベトナムの年末年始について、紹介させていただきました。
私は日本に来てから、ベトナムのお正月を家族と迎えることができなくて寂しいですが、
日本のお正月に合わせて、大掃除や年越しそばや初詣などを行っていました。