Youが過ごす「日本の年末年始」inパキスタン
Youが過ごす「日本の年末年始」inパキスタン
日本人である私たちが、もしかすると一年のイベントの中で一番楽しみにしているであろう年末年始♪
2020年~2021年にかけてのお休みは、未だ猛威を振るう新型コロナウイルスの影響もあり、
今までとは違った過ごし方をされた方も多いかもしれません。
ですが、家族でのんびり過ごしたり、ごちそうを食べたり、楽しいこともまた、たくさんあります。
日本には、日本ならではのお正月がありますよね!
そんな時、ふとした疑問が?
外国人スタッフのみんなはどんな年末年始を過ごしたのだろうか?
また、母国とはどんな違いがあるのでしょう?
ということで
今回も聞いてみました♪
Youが過ごす「日本の年末年始」-inパキスタン-
パキスタンには、日本のように年末からお正月まで長いお休みを取るような文化はありません。
でも、もちろん「New Year」はおめでたいので、町はお祝いムードで騒がしくはなります。
ただ、お休みを取ったりはしません。
パキスタンはイスラム教徒ですが、1年に1回、1か月間の断食を行う風習があります。
この断食をする1か月の期間は毎年変わり、2021年の今年は4月に始まります。
夜中の3時~19時までは、何も口にしてはいけない決まりです。食事はもちろんのこと、
水一滴もNGです。19時~3時までは口にしても問題ありません。
日本でも断食(ファスティング)が流行っていますが、日本とはやり方が違いますね。
日本の断食とは違いそこまで苦しくないし、長期間続けることができます。
そうすることによって、病気も良くなっていきます。
この1か月間の断食期間が終了した日から3~4日間をEID(イード)と呼び、EID期間は学校や
仕事など全てがお休みとなり、これが日本でいうお正月になります。
まずは、朝からモスク(イスラム教寺院)に行き、お祈りをします。日本人はあまり知らないかも
しれませんが、モスクは36都道府県で105カ所(2018年末)ほどあります。
モスクでのお祈りが終わった後は、家族や親戚、友人などが集まって、みんなで盛大にパーティー
をしてとても楽しい時間を過ごします。
日本での年末年始は、普段なら家族で出かけたり、初日の出を見に行ったりしますが、
今年はコロナの影響もあり、家族でお家でのんびり過ごしました。
日本で暮らしてもう31年になりますが、色んな国を見てきた中でも、日本は圧倒的に1年経つの
が早く感じます。日本はとても忙しく、常にみんな走っているみたいです。
国が走っているようで、日本にいるとあっとういまに年をとったように感じて驚いています。