日本人スタッフ×外国籍スタッフ「異文化コミュニケーションから学ぶこと」
日本人スタッフ×外国籍スタッフ「異文化コミュニケーションから学ぶこと」
世界を視野にミッションを掲げるZEAL.TEAMでは、ダイバーシティ推進の基、性別、国籍、年齢、ライフスタイルなどに固執することなく多様な人材の雇用に取り組んでいます。
ダイバーシティを推進するなかで、社員それぞれが価値観を共有することで、幅広い考え方や新たな成長に繋がるとZEAL.TEAMは考えます。
そのような環境のもとで働くZEAL.TEAMスタッフの実際の声をご紹介いたします。
今回は、「異文化コミュニケーションから学ぶこと」をテーマに日本人スタッフ×外国籍スタッフの対談インタビューを行いました。
-INTERVIEW-
■櫻井 信吾 氏 (写真左側) デジタルコミュニケーション部所属
2014年新卒入社。学生時代にマーケティングやWEB制作の知識を学び、WEB制作の仕事を中心に就職活動をしていたところ、弊社の会社説明会に参加し入社を決意。
入社後、東北支店にて内勤営業を経験後、WEBマーケティングやWEBサイト制作に携わりその後現在のデジタルコミュニケーション部に配属となる。
■ナン カウダヴィット氏 (写真右側) デジタルコミュニケーション部所属
2020年中途入社。母国カンボジアから日本の技術に憧れて、日本の専門学校でプログラミングの知識、アプリケーションの開発などを勉強し、WEB会社を経験した後、紹介でZEAL.TEAMに入社。
入社後はLIMA TRUCKSの管理サイトの開発に携わり、現在のデジタルコミュニケーション部に配属となる。
【言葉の壁を乗り越えてお互いを理解する】
櫻井氏:ダヴィットさんと仕事の話をする際に、そんなに大変と感じることはなかったですね。IT関連の専門用語は世界共通だと思うので。
ダヴィット氏:そうですね。全然通じないということはないですね。
櫻井氏:入社後からITの勉強を始めた外国籍スタッフの方に教える時もありましたが、専門的な技術の部分でわからないのか、言葉の部分でわからないのかを見極めるのが難しい部分は少しありました。
ダヴィット氏:私はシステム関連の専門用語はわかりますが、他部署の方と話をする際に営業の方が使っている専門用語に少し苦戦しました。
櫻井氏:社内用語ですよね。例えばCC=コールセンターとか、社内の人は当たり前に略しますが、入社してすぐだとわからないですよね。
ダヴィット氏: あと、弊社は関西弁の方も多いので、話しかけていただいた際に話の内容がわからないこともありました。
櫻井氏:関西弁とか方言ですよね。関西の方は早口だったりしますから難しいですよね。また、日本語特有のニュアンスも外国籍の方には難しいかもしれません。
日本人同士だと「わくわく」「きらきら」など日本人が当たり前に表現として使うと思いますが、日本語にしかない表現の言葉はどう伝えるか悩みますね。
例えば何かを制作する際に「もう少し柔らかい雰囲気で」など、曖昧な表現はどのように説明すれば伝えられるか、私も考えながら説明しています。
【異文化コミュニケーションから学ぶこと】
櫻井氏:私はあまりコミュニケーションが得意なほうではないのですが、弊社に入社して、様々な文化がある方たちと働いているので、多様性な考え方をするようになりました。
ダヴィット氏: 私も日本人の考え方など色々勉強させてもらっています。良いところやまねしたいところはたくさんあります。その中でもまねしたいと思ったのは、行動するときに、周りのことを考えて行動している日本人の姿勢です。
櫻井氏:日本人にとっては当たり前のようにしていることなので、良いところとして気づきにくいですね。
ダヴィット氏: 日本人にとってはあたりまえかもしれませんが、外国人は日本人ほど周りのことを考えて行動する人は少ないように思います。あまり他の人のことを気にしていないですね。
櫻井氏:良い部分でもあり、悪い部分でもあるような気もしますね。
【多様性が今後の成長へ繋がる】
櫻井氏:私自身、あまりできていないのですが、語学力の向上です。
日本にいるとコミュニケーションは日本語で行うことが多いと思いますが、デジタルコミュニケーション部は英語が喋れる人がほとんどなので、私も英語が喋れたら、日本語で説明が難しい部分もスムーズにダヴィットさんに教えることができますし、私も語学を学べるチャンスだと考えています。
ダヴィットさんは日本語、英語、カンボジア語もできるので。中国語もですかね?
ダヴィット氏:中国語はリスティングだけですが出来ます!
ただ、システムについての説明を日本語で伝えることがまだ上手くできません。
システムに関して櫻井さんと話をするとき、日本語の説明でもとても分かりやすいので、私自身も他の方に説明するとき、上手く説明できるようになりたいと思います。
櫻井氏:説明する時は相手に合わせた言葉を選んで使うようにしています。ダヴィットさんと話をする時は、同じシステム関連の仕事をしているので、専門用語に関しては問題なく通じるのですが、先程お話しした日本語特有のニュアンス部分に気を付けています。また、他部署の方に説明する際はできるだけ専門用語をかみ砕いて喋るようにしています。同じ技術者同士であれば、専門用語で説明しても通じると思いますが、IT関係に詳しくない方にとって専門用語は呪文でしかないと思うので、相手の立場に立って話すようにしています。
長年に渡り弊社のために力を尽くしてくれているスタッフに感謝をすると共に、お互いの価値観を認め合いながら、更なるシナジー効果を生み出せることを期待しています。
これからも、ZEAL.TEAMで働く様々なスタッフの声をご紹介していきます。