ZEAL TEAM世界への挑戦【東南アジア フィリピン篇】
ZEAL TEAM世界への挑戦【東南アジア フィリピン篇】
私たちZEAL TEAMは日本で不要になった商用車を海外へと橋渡しすることで、消費社会の無駄を整理し、リユースの力で世界の発展を支援することをミッションに日々活動しています。
今後も海外の拠点を増やしていくため、アフリカ・中東・東南アジアなどを拠点の視野に入れ、海外事業に力を入れていこうとしています。
今回は海外拠点の第一号として現在拠点を構えているフィリピンについてご紹介いたします。
【フィリピンってどんな国?】
フィリピン共和国は299,404㎢の面積(日本の約8割)を擁し、7,109の島々が存在します。
人口は約1億98万人(2015年フィリピン国勢調査)で、国語はフィリピン語、公用語はフィリピン語及び英語を使用し、
80前後の言語があります。
ASEAN唯一のキリスト教国で国民の83%がカトリックを信仰しています。
日本とは異なりはっきりした四季がなく、気温も湿度も高い熱帯モンスーン型気候に属し、一般的に12月~5月が乾季、6月~11月が雨季とされています。
フィリピンでリゾート地として人気のセブ島では、年間を通じてはっきりとした雨季がないため、雨が降っても1~2時間程度で晴天に恵まれることが多く観光には最適です。
日本から飛行機で片道約4~5時間とアクセスの良さも人気の理由の一つとされています。
【東南アジアで評価される日本車】
日本からフィリピンへの中古車輸出は増えており、新車の商用車より中古商用車の需要が高くなってきています。フィリピンだけでなく、東南アジア全域で日本車の人気は高く、現地に行くと日本車が多く見受けられます。
人気の理由は、「信頼性の高さ」だと言われています。日本ほど道が整備されていない東南アジアの発展途上国では日本車の耐久性は大きな利点であり、丈夫で壊れないというイメージが根付いています。
また、燃費の良さも日本車が選ばれる理由の一つとされています。他の国の車よりもエンジンの燃費が良く、維持費が安くすむため、東南アジアの多くで日本の中古車は評価されているのです。
【フィリピンへのトラック輸出】
私たちがフィリピンで販売するトラックは、フィリピン国内では右ハンドルでは運転ができないため、すべて右ハンドルから左ハンドルへ変更します。
これを、「コンバージョン」といいます。
コンバージョンを含め、現地の整備士はほぼ全ての作業を素手で行います。
様々な工程を経て、1台1台真心こめて商品として完成させていくので、全ての車両に強い思い入れがあるものです。
そんな車両をお客様の元へお届けさせていただくときは、言葉では表せないほどの達成感と喜びに満たされます。
若干の寂しさも覚えますが、なによりも納車した「お客様の最高の笑顔とありがとう」が、私たちの苦労を最高のやりがいと喜びへと変えてくれるのです。
私たちZEAL TEAMは商用車のリユースを通じて発展途上国の成長を支える重要な役割を担っています。
今後も私たちのリユースビジネスを世界に広めるため、日々挑戦しつづけます。
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