日本の商用車を世界へ≪ドバイ篇≫
日本の商用車を世界へ≪ドバイ篇≫
私たちZEAL TEAMは日本で使用しなくなった商用車を海外へと橋渡しすることで、消費社会の無駄を整理しながら、世界中の国や地域に貢献しています。
そして、私たちは世界から必要とされる企業を目指して、海外拠点を増やしていこうと計画を進めています。
現在、海外拠点として視野に入れているのがUAEやケニア・ウガンダなどの東アフリカ、イギリスです。
今回はその中からUAEのドバイにつてご紹介いたします。
アラブ首長国連邦(UAE)は日本の中古車を一番輸入している国として、2020年までの過去5年間は常にトップとなっています。
UAEの中でも日本の中古車が一番集まるのが、7つの首長国の一つである『ドバイ』です。
ドバイというと、高層ビルが立ち並び、ビーチリゾートや砂漠リゾートなど華やかな都市としてイメージする人も多いのではないでしょうか。
UAEは石油生産量を誇る世界有数の産油国として有名ですが、その大部分がアブダビで生産されています。しかしながら、ドバイはアブダビに比べて石油資源量が乏しく、それに代わるエネルギー産業に頼らない首長国を目指してきました。
1985年、ドバイは古くから中継貿易の港として栄えたジャバルアリー地区に、世界最大規模の貿易港を持つフリーゾーン(経済特区)を開発しました。
物流のハブとしてドバイ経済発展の原動力とするため、外国資本100%、無税、海外送金の自由などを保障し、外国企業の誘致を積極的に進めた結果、世界中から約6,000社(うち日本企業は約120社)が、中東地域のビジネス拠点をドバイに置くまでになりました。
さらに、2000年には中古車再輸出専用フリーゾーンとしてDUCAMZ(Dubai Car & Automotive Zone)が開設され、ここに運ばれてくるほとんどの中古車が日本から輸出され、DUCAMZを経由してアフリカを中心とした第三国へ再輸出されています。
左ハンドルの国であるUAEが、日本の中古車を一番輸入している国となったのも、ドバイが物流のハブとして発展し、貿易が盛んに行われるようになったためと言えるでしょう。
ZEAL TEAMもUAEの貿易の要であるドバイに拠点を置くことで、世界の発展を担う企業として成長していきたいと考えています。
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