グローバル企業を目指して!異文化紹介≪韓国編≫
グローバル企業を目指して!異文化紹介≪韓国編≫
ZEAL TEAMでは「ダイバーシティ」を推進のもと、さまざまな国籍のスタッフが活躍しています。
それぞれの育ってきた文化や環境が違う私たちは、お互いのことを理解し、尊重することが大切です。
様々な国について理解を深めるため、今回は前回インタビューした黄 相弼(ファン・サンピル)氏の母国『韓国』についてご紹介いたします。
【韓国ってどんな国?】
大韓民国(韓国)はソウルを首都とし、人口約5,178万人(出典:2019年、韓国統計庁)面積が約10㎢と日本の約4分の1の広さを擁しています。
気候は日本の本州北部~中部とほぼ同じで、春夏秋冬の四季がはっきりしており、梅雨や台風の時期もあります。
冬の寒さは厳しく、一般的に日本より寒暖差が激しいと言われています。
【韓国の文化】
・様々なものをシェアする文化
韓国では様々なものをシェアする文化があります。
特にその特徴が見られるのが食事の時です。
現在はコロナウイルスの影響で、見直されつつありますが、韓国では一人ずつ好きなものを頼むのではなく、一つのお皿にあるものを皆で食べる習慣があります。そのため、料理を取り分ける小皿などはなく、直箸が基本です。
・韓国はクレジットカード大国!?
韓国はキャッシュレス普及率が世界一高く、クレジットカード大国とも言われています。
百貨店やコンビニ、タクシーだけでなく屋台や個人商店などでもクレジットカードの使用が可能で、カードを使ってショッピングすることが日本よりも当たり前になっています。
・韓国では女性のあぐら姿勢は下品ではない
日本では女性があぐらをかくのは下品だと考える方もいますが、韓国ではOKとされています。女性用の韓服(チマチョゴリ)を日常的に着ていた頃の文化で、あぐら姿勢や片膝を立てる座り方は、韓服のスカートの広がりを美しく見せるための作法とされていました。
また、日本独自の伝統作法である正座は韓国では『罪人の座り方』と認識されているため、畳や座敷において作法の違いがあることを私たちは理解しておく必要があります。
【韓国の食事のマナー】
・金属の箸とスプーンを縦に揃えて置く
日本で食事をする際は、箸を横に置きますが、韓国では箸とスプーンを縦に揃えて置きます。置く位置も箸は右、スプーンは左に置くのがマナーです。
・食器は置いたまま食事をする
韓国では食器を持ち上げて食べるのはマナー違反で、食器を置いたまま食事をするのがマナーとされています。
また、食器の使い方も日本と違い、ごはんと汁物はスプーンを使用し、箸はおかずを食べるときに使います。
・目上の人から箸をつける
儒教の精神に基づき、目上の人に敬意を払うため、目上の人よりも先に箸をつけるのは韓国ではマナー違反となります。そして、目上の人が食事を終えたら、食べている途中であっても箸を置くのがマナーです。目上の人と一緒の食事の席でたばこを吸うのもNGです。
・お酒を飲んでいる姿を隠す
目上の人とお酒を飲む際は、目上の人にお酒を飲んでいる姿を見えないように隠すのがマナーです。横を向いて口元を手で隠します。
今回はZEAL TEAMの外国籍スタッフの母国である韓国についてご紹介いたしました。
お互いの異なる習慣やマナー・文化を理解し、グローバルな事業展開をZEAL TEAMは目指していきます。
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