異文化紹介‐パキスタン編‐

異文化紹介‐パキスタン編‐

異文化紹介‐パキスタン編‐

世界を視野にミッションを掲げるZEAL TEAMはダイバーシティ推進のもと、さまざまな国籍のスタッフが活躍しています。

今回は、前回の記事でご紹介したハマド・アリ氏の母国パキスタンの文化についてご紹介いたします。

パキスタンはどんな国?

パキスタン・イスラム共和国は、79.6平方キロメートルの面積を擁し、人口2億2090万人(UNFPA世界人口白書2020)、首都はイスラマバードです。

宗教はイスラム教を信仰し、言語はウルドゥー語と英語を使用します。

日本とパキスタンの歴史

パキスタンと日本は綿花の輸出入を通じて戦前から深い関係を結んでいます。

第二次世界大戦後、日本が復興の足がかりとして注目したのが繊維産業でした。

その原料である毛糸や原綿、生糸が必要だった日本に対して、どの国よりも早く日本への原綿輸出を解禁したのがパキスタンだったのです。

繊維業を中心に復興を進める日本にとってパキスタンから輸出される原綿は大きな役割を果たしました。

パキスタンの食文化

パキスタン料理は様々な香料を使用するのが特徴で、インド料理とよく比べられますが、

パキスタン料理のほうが唐辛子の種類も多く、インド料理で使われるココナツミルクは基本的に使いません。

また、インド料理に比べると肉食が中心ですが、イスラム教において豚肉を食べることを禁じられているため、豚肉は基本的に食べません。

さらに、イスラム教では食事以外にも生活に関わるすべてのモノや行動に戒律があり、許されているものを「ハラール」禁じられているものを「ハラーム」と言い、項目で細かく定められています。

日本とは異なる食文化のパキスタンですが、お米を食べるのは共通点です。パキスタンとインドの一部で栽培されているバスマティ米(インディカ米の一種)が中心で、最近では一般的なスーパーでも扱われるようになりました。

パキスタンで販売している新車はほとんどが日本車

パキスタンでの新車販売は、ほぼ100%が日本車と言われるほど日本車が人気です。

パキスタン国内では、スズキ、トヨタ、ホンダ、日産が製造工場を設けています。

パキスタンにおける新車の関税は最大90%と高く設定されているため、輸入車を購入するよりも国内で製造された車に乗るほうがお得なため、必然的に日本車の比率が高くなっているとも言われています。

また、新車だけでなく日本の中古車も人気で、トラックやバスなども日本から輸入したものが多く走行しています。

パキスタンでは車は左側通行で日本と同じ右ハンドルの車が基本なので中古車なども輸入しやすいとされています。

さらに、特殊な装飾部品や塗装などを用いて車体を飾り立てたトラック「デコトラ」もパキスタンで人気を誇っています。

トラックドライバーは、自分のトラックを第二の家のように考えており、長距離を走るドライバーは、おのずとトラックで過ごす時間も長くなります。トラックを派手に飾ることで汚れが目立たなくなるという利点もあり、見栄えもかっこよく自分のオリジナリティー溢れるトラックは、仕事へのモチベーションも上げてくれる存在と言えるでしょう。

今回は、ZEAL TEAMで活躍する外国籍スタッフの母国パキスタンについてご紹介いたしました。

私たちZEAL TEAMは海外の文化を知り、自分たちとは違う価値観を尊重することが企業の発展にもつながると考えています。これからもZEAL TEAMは世界へ向けて飛躍するため、多様な人材の雇用を積極的に進めていきます。

 

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