世界の中古トラック市場【アフリカ編】
世界の中古トラック市場【アフリカ編】
私たちZEAL TEAMは世界から必要とされる企業を目指すため、現在、海外拠点の設立へ向けて計画を進めています。
近い将来、世界の経済中心地はアジア、アフリカ諸国に移行すると言われています。
近年は半導体不足により、新車の製造が難しくなってきていることもあり、中古商用車のリユースはこのような途上国発展の『今』を後押しするために必要不可欠な役割を担っています。
今回は、『世界の中古トラック市場』をテーマに、アフリカ編をお送りいたします。
【アフリカの人口増加と経済成長】
アフリカには55の国と地域が存在し、近年人口増加が著しく、2030年には世界の5人に1人が、2050年には4人に1人がアフリカ人であると予測されています。
アフリカ経済は、2000年代に入って原油需要拡大を背景とした資源需要の伸びにより、緩慢に成長を遂げてきました。
近年、リーマンショックやコロナウイルス感染症による経済低迷はあったものの、2030年にサブサハラアフリカ地域全体の経済規模は、日本に並ぶ可能性もあるとも言われています。
主要国の企業はアフリカ市場の今後の更なる成長を見据え、投資を拡大しています。
【アフリカの中古車市場】
日本からアフリカへの中古車輸出台数はここ10年で約10倍に増加しています。
主な買い手にはアフリカでビジネスをしようとしている中国人やインド人も珍しくなく、特に商用車のニーズが高いようです。
日本の中古トラックは耐久性・利便性の良さが現地で評価されており、アフリカ経済の今後の発展をサポートしています。
例えば、ジンバブエ自動車協会は中古車の輸出入国に対し、より安全でクリーンな中古車のニーズ促進を進めています。
また、2016年にはアフリカ自動車工業会(AAAM)が結成され、ナイジェリア、ケニア、ガーナに組立工場を設立する自動車会社は、最長10年の免税を受けられます。
AAAMには日本のトヨタ自動車も加盟しています。
このように、アフリカでは、各国の政府や機関が協力して安心安全な中古車の輸出入に力を入れています。
今回はアフリカの中古車市場についてご紹介いたしました。
私たちは、これからも安心安全な中古商用車を様々な国と地域に届け、世界にリユースの価値を発信・提供する企業として活動していきます。
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