フィリピンの国鳥

Magandang araw ♪（マガンダン アラウ）

皆さん、こんにちは！高次です。
本日は、フィリピンの国鳥であるフィリピン鷲をご紹介いたします。
フィリピン鷲は、旧名をサルクイワシといい、名前の通りサルを食べます。その他にもコウモリ、鳥、オオトカゲ、ヘビ等も食べるフィリピンの生態系の頂点に君臨している最強の鷲です。

猛禽類最強と言われており、その強さの理由はいくつかあります。

一点目は、大きさです。現在生存している空を飛ぶ鳥の中では一番大きく、全長は90～100㎝、翼を広げると約２ｍ、体重は5～8kgあります。

二点目は、飛行術に長けている点が挙げられます。獲物が空中にいても、地上にいても様々な状況に合わせて器用に獲物を捕獲します。

三点目は、攻撃力が高い点が挙げられます。握力が強力なことに加え、鋭い爪と嘴を持ち合わせており、時には豚や犬なども標的にし、捕らえてしまいます。

強さに加え、見た目もとてもかっこいいので、フィリピンの一番高い紙幣である1,000ペソに記載されています。

フィリピンの一部の地域にしか生息していないフィリピンの固有種で、森には天敵がおらず敵なしのため、鳥の王とも呼ばれています。しかし、森林伐採や狩猟等により、現在は絶滅危惧種に指定されています。

美しく気高いフィリピン鷲が個体数を増やして絶滅を免れるよう、少しでも多くの方に自然環境保護、野生動物保護などに興味を持っていただけると嬉しいです。