異文化紹介 ~インターン生から見た日本と出身国(ペルー編)~

異文化紹介 ~インターン生から見た日本と出身国(ペルー編)~

異文化紹介 ~インターン生から見た日本と出身国(ペルー編)~

ペルーはどんな国?

国土:  1,290,000㎡(日本の約3.4倍)

人口: 約3,297万人

言語:  スペイン語(他にケチュア語、アイマラ語等)

宗教: カトリック(81%)、プロテスタント(13%)、その他(6%)

 

ペルーの歴史

ペルーの歴史は非常に古く、先史時代から始まります。紀元前3000年頃にはアメリカ大陸で最も古い文明とされるカラル文化が栄え、その後、モチェ文化、ナスカ文化、チムー帝国など、様々な文化や王国が興りました。  その後、1532年にスペインの征服者であるフランシスコ・ピサロにより侵略が始まりました。ピサロはインカ帝国を征服し、スペインの植民地としてペルーを支配しました。入植者はペルーで鉱山を開発し、金や銀の産出量が非常に多かったため、ペルーはスペイン帝国の重要な植民地となりました。19世紀初頭には、スペインからの独立運動が起こり、ペルーは1821年に独立を宣言し、スペインとの戦争を経て1824年に独立を達成しました。その後、ペルーは政治的な不安定さや領土紛争などの問題に直面しましたが、20世紀に入ると政治的な変革に伴い経済は発展し、1990年から2000年には、アルベルト・フジモリ政権による経済改革やテロ組織センデロ・ルミノソとの戦いなどが行われました。現在のペルーは南米で人口が多い国の一つであり、豊かな文化遺産や自然環境を有しています。観光業や鉱業などが経済の中心となっており、政治的な安定と更なる経済発展を目指しています。

 

ペルーの食文化

ペルーの食文化は非常に多様で豊かな特徴を持っています。以下に代表的な料理や食材を紹介します。

セビーチェ(Ceviche): ペルー料理の代表的な一品で、生の魚やシーフードをレモンやライムのジュースでマリネし、タマネギやコリアンダーなどの香草と一緒に食べます。さっぱりとした味わいが特徴です。

 

 

リョン(Lomo Saltado): 中華料理の影響を受けたペルー料理で、牛肉や野菜を炒め、ソイソースやトマトソースで味付けします。ご飯やフライドポテトと一緒に提供されることが多いです。

 

アヒ・デ・ガジーナ(Aji de Gallina): 鶏肉をクリーミーなスパイスソースで煮込んだ料理です。アヒ・アマリージョと呼ばれるペルーの特産のスパイスを使用し、ピーナッツやチーズでコクを出します。

 

ペルーは地理的な多様性と文化的な影響を受けた歴史から、独自の料理が発展しています。そのため、ペルー料理は世界的にも高い評価を受けており、国内外の人々に愛されています。

 

-INTERVIEW-

 

24卒内定者で現在弊社のインターンシップに参加しているペルー出身のロザスさんにインタビューしてみました!

 

-ペルーといえばマチュピチュやナスカの地上絵など古代遺跡が有名ですが、その他に現地の人しか知らないようなおすすめのスポットがあれば教えてください!―

 

ロザスさん:個人的には、クスコにある『レインボーマウンテン』という山がおすすめです!マチュピチュの近くにあります。また、バランコというアートや建築が有名な場所も地元民に人気でおすすめです。

 

 

 

-ペルーの公用語はスペイン語ですが、その他にもなんと47の固有言語があるようです。47と言えば、日本の都道府県と同じ数です。ロザスさんもスペイン語の他に日常的に使う言語はありますか?-

 

ロザスさん:日常的にはスペイン語を使います。他にも固有言語はたくさんありますが、私はほとんど使いません。実際に約8割のペルー人がスペイン語のみを話します。残りのペルー人は主にケチュア語を話します。都市部の人々はほとんどスペイン語を話し、山岳部に行くとスペイン語とケチュア語が混ざっています。

 

-これぞペルー!ペルー人が愛してやまないものを教えてください。-

 

ロザスさん:LOMO SALTADO(ロモサルタード)という食べ物です!

お米と牛肉、ネギやポテトが入っています。ペルーは南アメリカで一番中国系の移民が多い国なので、中華料理の影響をとても受けています。また、ペルーで一番大きいスーパーの一つに『Wong』があり、家電量販店は『Hiraoka』というお店が有名でアジア系移民の多い国ならではの特色があります。

 

-前回インターンシップの経験に関してインタビューさせていただいたときに、ビジネスマナーを学べることの良さについて話されていましたが、ペルーと日本とでは商文化もかなり異なるのではと思います。どんなところで異なると感じますか?-

 

ロザスさん:時間に対しての意識で違いをとても感じます。ペルーでは、約束の時間に5~10分くらい遅れてもあまり問題にはなりませんが、日本では時間をきちんと守ることや約束時間の前に来ることが基本です。インターンシップでは、このような基本的なことからしっかり学ばせていただいています!

 

-日本とペルーで働くことのメリットについてそれぞれお聞かせください!-

 

ロザスさん:私はペルーで働いたことはありませんが、知っていることとしては、ペルーでは1年に1か月有休休暇があります。休みが長い分、家族と長期旅行が可能で、家族との時間をしっかり過ごせるところが良いと感じます。

日本で働くことのメリットとしてはたくさんあると思いますが、個人的にはオフィス環境が常に清潔に保たれているところが大変良いと感じます。また、従業員一人ひとりがオフィスの清潔感を保ち、毎日掃除をするのでその習慣もとても良いと思います。

加えて、ZEAL.TEAMには外国籍スタッフが多数在籍し、職場は風通しが良く、リラックスして仕事をすることができます。

 

-ZEAL.TEAMでは様々な国籍の人々が働いていますが、外国籍スタッフの採用にまだまだ力を入れています。ダイバーシティを活かす環境を作るためにどんなことが必要だと思いますか?-

 

ロザスさん:様々な国籍の従業員が評価され、エンパワメントを感じることができる包括的な環境を醸成することが重要であると考えています。これには、オープンなコミュニケーションの促進、研修を通じた異文化学習の促進、包括的なリーダーシップ実践の促進、そして日本の職場とは異なる斬新なアイデアや視点を持った外国人スタッフを雇用する取り組みを継続することが必要だと考えております。

 

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ロザスさんありがとうございました。

ZEAL.TEAMでは現在24年卒新卒対象者の採用活動を進めております。

弊社にご興味のある学生の皆様は是非エントリーお待ちしております!

 

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