【10月は3R推進月間】①世界と日本のリユース

【10月は3R推進月間】①世界と日本のリユース

【10月は3R推進月間】①世界と日本のリユース

株式会社ZEAL. TEAMは、リユース業界のプロフェッショナル集団として世界規模での「持続可能な社会」を実現することを目指しています。

10月は、リデュース・リユース・リサイクル推進月間(略称:3R推進月間)です。

3R関係省庁、地方公共団体、関係団体は、国民及び事業者に対し、”3R”(廃棄物等の発生抑制(Reduce)、再使用(Reuse)、再生利用(Recycle))に関する様々な取組、行事を行っています。

それに伴い今回のグローバルマネジメントでは、世界と日本のリユースについてご紹介いたします。

 

そもそもリユースとは?

そもそもリユースとは、使用済みの製品や素材を再利用することを指します。リユースは、資源を再生利用するリサイクルとは異なり、製品や素材をそのまま再利用することで、資源の節約や廃棄物の削減に繋がります。

 

なぜリユースをするのか、リユースの重要性 

なぜリユースをすることは重要なのでしょうか?

リユースは、第一に製造過程を省くことができます。そのためその商品を一から作るためにかかる全てのコストや廃棄物が発生しません。また、その商品を廃棄せずに再度利用するのでその分の廃棄物を削減でき、その処理や埋め立ての必要性も減らすため、環境への負荷を軽減することに大いに貢献します。

次に日本のリユース市場について見ていきましょう。

 

日本のリユース市場

日本のリユース市場は、平成27年度環境省調査によると約3兆1千億円の規模であると言われています。一方で、環境省が同年行った消費者アンケートによると、消費者のリユース品の購入経験は約3割に留まっており、市場規模は大きい反面、国民の日常生活にはまだまだリユースが浸透していない様子が窺えます。国内のリユース市場の規模は今後さらに拡大していくと想定され、自治体や企業も積極的にリユースを推進しており、リユース品の販売や回収体制の整備が進んでいます。リサイクル通信の調査によると、日本のリユース市場規模は2030年に4兆円規模への到達が見込まれています。

 

世界のリユース市場

世界最大の統計調査データプラットフォーム、スタティスタは今年、循環型経済の市場規模は、2026年に7,127億ドルになる見込みを発表しました。この発表によると、昨年の3,339億ドルから年率約20%の成長が予想されています。世界全体でサステナビリティへの意識が高まる中、各地ではどのような取り組みや意識改革が行われているのかについてご紹介いたします。

 

ドイツのリユース

ドイツでは、リユース容器に対してのデポジット制が法で定められています。今年1月に容器包装廃棄物法が改正され、持ち帰り用の食料・飲料品を販売する一定規模以上の飲食店に対し、カトラリーの中にリユースカップを選択肢として設けることを義務付けています。 リユースカップをリターナブルにすることで容器の製造コストや資源を削減できるだけでなく、環境負荷の低減にも繋がる取り組みです。

 

中国のリユース

中国では近年、ラクジュアリー品のリユース市場が急拡大しております。その市場規模は、2021年に約200億元(約4,000億円)となり、これは、中国のラグジュアリー品市場全体の5%前後で、今後更なる市場拡大に拍車がかかっています。実際中国の方々のリユースに対する意識は変革しています。2015年2月の旧正月期間には、中国人観光客が日本で大量に商品を購入する様子を「爆買い」と表現され、2015年のユーキャン新語・流行語年間大賞に選ばれるほど、「爆買い」は一時旋風を巻き起こしました。今年8月に中国からの団体旅行が解禁され、日本各地では“爆買い”が度々報道され、その購買行動に対してリユース品のイメージはつきにくいかもしれませんが、中国国内では高級ブランドなどのリユース市場が注目を浴びています。ファストファッションなどの大量生産大量消費が問題となる中、このようなラクジュアリー品のリユースはミレニアル世代やZ世代を中心に、ライブコマースなどを通して爆発的に流行しています。

 

世界各地でリユースに対する取り組みや意識改革が行われている中、日本でも個人に限らず企業が牽引して、循環型社会への実現を意識した取り組みを行うことは重要です。

ですが、どんな取り組みでも中古品を扱っていれば、リユースを実現しているとは言い難いでしょう。

リユース品が消費者に届いて完結するという一方通行なものではなく、その消費者が更に次の消費者にも橋渡しができるような構築も必要です。特に日本のような先進国では、途上国へ中古品を寄付することで、一見リユースを実現しているかのように捉えられる場合もありますが、途上国の立場からではその量が必要以上だと受け取られ、結局埋め立て処分されてしまうなどの本来の意図とは乖離する事態も少なくありません。リユースの中でも、それが本当にリユースになっているのかを課題視し、処分が「最終選択肢」となるような社会を企業が牽引して構築することも必要です。

最後に、私たちZEAL.TEAMのリユースビジネスについてご紹介いたします。

 

ZEAL.TEAMのリユースビジネスの紹介 

私たちZEAL.TEAMは、「リユースの力で世界の発展を支援し、世界と共に成長する。」をミッションに、様々なリユースビジネスを一気通貫して行っております。

 

【ZEAL.TEAMのリユースビジネス】

中古商用車買取「トラックファイブ」

https://www.truck-five.com/

中古商用車販売「LIMA TRUCKS」

https://lima-trucks.com/

中古商用車のリース・レンタル「レンタルファイブ」

https://www.rental-five.com/

中古パーツのリユースショップ「5CARTO」

https://5carto.com/

中古商用車の輸出「ZEAL TEAM FACTORY」

https://www.zeal-team-factory.com/

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