ナイジェリアの新年

<ナイジェリアの基本情報>

国土: 923.773㎢（日本の約2.5倍）

人口: 2億1,854万人（2022年：世銀）

首都: アブジャ

言語: 英語(公用語)、各民族語（ハウサ語、ヨルバ語、イボ語など）

宗教: イスラム教、キリスト教、伝統宗教

<ナイジェリアの中古トラック輸出台数>

2023年11月までのナイジェリアの中古トラック輸出台数は15,486台となっており、フィリピン、アラブ首長国連邦に次いで3番目に大きい値となっています。ナイジェリアでは、中古トラックの需要が非常に高く、輸出入業界では重要な市場となっています。ナイジェリアの道路網の整備が進んでいないため、中古トラックは物流や運輸業界で重要な役割を果たしています。特に、農業や建設業などの分野で中古トラックが広く利用されています。

<日本との交友関係>

1960年10月、ナイジェリア独立と同時に、日本は同国を承認し、同年12月、在ナイジェリア大使館を開設しました。また、ナイジェリアは、1964年7月に東京に大使館を開設し、2020年には国交60周年を迎え、両国は経済や文化の分野での交流を深めています。特にナイジェリアに進出する日本企業は少なくなく、教育や技術分野でも協力関係が築かれており、留学生や技術者の交流が盛んです。

<ナイジェリアの新年>

ナイジェリアでは、新年を祝うために様々な伝統的な行事や祭りが行われます。元旦は国中で祝われていますが、ナイジェリア国内でも各地域の文化や宗教によって祝い方が異なります。12月31日の真夜中に教会やモスクに集まり、次の年への祈りを捧げる人々もいれば、お互いに祈りを捧げ合う人々もいます。また、歌に合わせて地元の伝統的な太鼓音楽で祝う人もいます。

バンガー投げ

バンガー投げは、ナイジェリアの元旦に行う伝統文化です。バンガーは一般的に言われる爆竹のようなものです。バンガーを投げるのは若者であることが多いようです。

贈り物

通常、現金や食べ物、飲み物を贈り物として送り合います。

ナイジェリア全土で、元旦は子供たちの服やサンダルを購入したり、友人や家族とプレゼントを交換したりするようです。

ラゴスのカウントダウン

現在ナイジェリアの首都はアブジャですが、1991年にアブジャに遷都するまで、ナイジェリアの首都はラゴスでした。ラゴスはアフリカではカイロに次ぐ二番目に人口が大きい都市です。ラゴスの人気地区であるヴィクトリア島では、大晦日に花火やライブなどが開催され、多くのナイジェリア人が集まります。